コンデンサ(蓄電器、羅: condensare、英: capacitor)は、静電容量(キャパシタンス)により電荷(電気エネルギー)を蓄えたり、放出したりする受動素子である。
静電容量の単位はF(ファラド)が使われる。通常使われるコンデンサは数pF - 数万μF程度であるが、電気二重層コンデンサなどでは数千Fオーバーの大容量な物もある。両端の端子に印加できる電圧(耐圧)は、2.5V - 10kV程度までさまざまである。
なお、現代において、英語圏では、コンデンサ condenserと言った場合、復水器などの熱交換により高温で気体になった物質を液体に戻す装置を指すことがもっぱらで、蓄電器を指してはキャパシタの語が主として用いられている(コンデンサマイク condenser microphoneなどコンデンサで定着してしまっているものもある)。